トークライブ

色々なジャンルで多彩なトークライブがあるけど、
開催頻度がぶち抜けて高いのがお笑いのトークライブ。
よしもとの劇場に限らずともその数は極めて多いと思います
ネタライブや企画ライブも面白いけど、
昔から取り分け「トークライブ」が好きで良く見に行ってました

という訳でトークライブについてちょっと思う事を。

頻繁にお笑いに関わるようになる前は
トークライブってただ喋るライブでしょ?』くらいにしか思っていませんでしたが
しっかり見たり、関わったりするようになってくるとまあ多彩も多彩
十人十色と言ってしまったら在り来たりになってしまいがちですが、
例えば1時間と決められた時間の中でひたすらサシで喋り続ける芸人もいれば
トークと企画を半々でがっちり固めてくる芸人もいる
1対1の対談から10人でのディスカッション形式まで
出演者はやりたいことやってるんだろうし、お客さんからしたら選びたい放題

あくまでも主観になりますが
芸人そのものが「喋ること」を生業にしている限りなくならないものであって
コントはともかく、漫才に関してはこの「喋ること」が礎になる訳だから
純粋にトークライブは喋るだけでもいいと思うのです

もちろん
中身の構成や辻褄合わせは大事だと思いますが
その人たちの考え方や言葉の選び方、リアクションの引き出しまで
一つ一つの要素をちゃんと見られるのが「ただ喋るだけのトークライブ」だと
勝手に思っています

最近よく見るようになった某事務所のトークライブは
もちろんトークそのものに重点を置いているのですが
間にコーナーが入ったりだとか、冠付いてる割にゲストメインだったりとか
純粋にトークを聞くライブ、と言うより
ライブとして見せるトーク、に様変わりしてるような気がします
それはそれでいいんですけどね。

そのコンビの人となりを知れると色々と認識が変わるので
本当に原点である、会話の延長線上にあるコンビ間トークが好きです。
会話しているように見せかけて解説してる、とかじゃなくてね。
言葉ひとつ取っても、ほんの少しであれ主観が入っていてほしいと願うものです。

何にせよ、形をひとつに留めないのは良いことなので
これからも様々な形の「トークライブ」を見守って行きたいね